キー表記について
キー表記について



このサイトのキー表記は、キーが高くなる毎に↓の表のように4<4★<5<5★<6・・・といった具合にあがっていきます。
また、4と4★の間に4☆、4★と5の間に4★☆というものを設けています。
まとめると4<4☆<4★<4★☆<5<5☆<5★<5★☆<6・・・といった具合です。
↓にキーの説明に使っているlowF,mid2A,hiCやドレミ、ヘルツを対応させた表を載せているので、参考にしてください。
Linkにもある音域調査GYM様の「説明書」などにも詳しく記載されているので、そちらも参考にすると良いと思います。



1行目はlow,mid1(ミドワンなどと読みます),mid2(ミドツーなどと読みます),hi(ハイと読みます)などのキー表記です。1段に付き1オクターブ(12音)です(5段目のみ訳有りで13音ですが)。
3段目からの2行目はこのサイトのキー基準です。そのキーがだいたい5箇所前後あり、高い中音域や、他の高音が特に多くない時の設定です。
3行目(1,2段目は2行目)はドレミ表記です。
4行目(1,2段目は3行目)はHz(ヘルツ)表記です。何かと目安になるような気がします。


lowC lowC# lowD lowD# lowE lowF lowF# lowG lowG# mid1A mid1A# mid1B
ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
65Hz 73Hz 82Hz 87Hz 92Hz 98Hz 104Hz 110Hz 117Hz 123Hz

mid1C mid1C# mid1D mid1D# mid1E mid1F mid1F# mid1G mid1G# mid2A mid2A# mid2B
ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
131Hz 139Hz 147Hz 156Hz 165Hz 175Hz 185Hz 196Hz 208Hz 220Hz 233Hz 247Hz

mid2C mid2C# mid2D mid2D# mid2E mid2F mid2F# mid2G mid2G# hiA hiA# hiB
0★ 1 1★ 2 2★ 3 3★ 4 4★ 5 5★ 6
ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
262Hz 277Hz 294Hz 311Hz 330Hz 349Hz 367Hz 392Hz 415Hz 440Hz 466Hz 494Hz

hiC hiC# hiD hiD# hiE hiF hiF# hiG hiG# hihiA hihiA# hihiB
6★ 7 7★ 8 8★ 9 9★ 10 10★ 11 11★ 12
ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
523Hz 554Hz 587Hz 622Hz 659Hz 698Hz 740Hz 784Hz 831Hz 880Hz 932Hz 988Hz

hihiC hihiC# hihiD hihiD# hihiE hihiF hihiF# hihiG hihiG# hihihiA hihihiA# hihihiB hihihiC
12★ 13 13★ 14 14★ 15 15★ 16 16★ 17 17★ 18 18★
ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
1046Hz 1109Hz 1174Hz 1244Hz 1318Hz 1397Hz 1480Hz 1568Hz 1661Hz 1760Hz 1865Hz 1975Hz 2093Hz




各音域について

lowE・・・福山雅治のsquall、Team.ねこかん[猫]の桜華の最低音です。ここらへんの音域を安定して出せる男性はかなり少ないでしょう。
low音域はlowというだけあってこのサイトでも「低音」と表現していますが、このサイトではmid1音域前半以下は「低音域」、mid1音域中盤〜mid2音域を「中音域」、hi音域を「高音域」と表現しています。

lowG・・・ここから100Hzを切ってきます。なんとなくそういう意味では低音を伸ばしたい男性は目指したい所ではありますね。寺尾聰のルビーの指輪などの最低音です。男性でもここら辺のキーを安定して出せる人は低音がかなり得意と言っていいでしょう。

mid1C・・・普通のドの1オクターブ下のキーです。この辺のキーでもかなり低いです。この辺のキーを安定して出せる男性は低音が得意と言えると思います。女性でこの辺のキーを安定して出せる人はほとんどいないと思います。この辺のキーだと、いくら声をはってもLiveでは楽器にかき消されてしまったり、聴こえにくいくらいの低いキーです。

mid1F・・・このあたりが大抵の女性アーティストの歌に使える限界の低さになります。歌でmid1E以下を安定して出せる女性は低音が得意な女性と言えるでしょう。男性アーティストの楽曲でもこの辺が最低音の曲も結構あります。

mid2C・・・いわゆる普通のド。ピアノで言う基準となるドです。女性アーティストの楽曲ではこの辺が最低音になっている楽曲も結構みられます。男性ではこの辺を越えたあたりからしっかりした高い中音域の発声が求められてくる所です。
このサイトで、高め中音域という表現をよく使っていますが、このあたりのキーを越えた辺りからmid2G#までのキーを指します。

mid2E・・・男性にとってはこの辺から高いキーのポイントとして意識される音域になってきます。チューリップ/財津和夫のサボテンの花(ドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌)の地声最高音です。この辺のキーを安定して出すには、しっかりと体、喉を安定させ、腹筋を使った安定した発声が要求されてくるところだと思います。
基本的にこのサイトの「高音」という表現はhiAからという事にしていますが、終盤に高音の密集度が高い等の表現をする場合この辺りのキーから上のキーを指します。

mid2F・・・藤井フミヤのTRUE LOVEの地声最高音。
このサイトでの高い中音域という表現は、このあたりのキーからmid2G#までのキーを指します。

mid2F#・・・コブクロの桜、平井堅の大きな古時計、尾崎豊のI LOVE YOU、福山雅治のHELLOの地声最高音です。福山雅治は低音が得意なアーティストですので、この辺が彼の楽曲の地声最高音のようです。男性のカラオケ初心者はまずこの辺のキーをある程度安定させて出す事が目標になってくると思います。

mid2G・・・この辺からは半音あがる(カラオケで言うところの+1)毎に次元が変わってきます。このキーが地声最高音の有名曲は、レミオロメンの3月9日、ミスチルのEverything、MONGOL800のあなたに、DEENの夢であるようになど有名な楽曲が増えてきます。この辺の楽曲がしっかり歌えてくると、男性ではカラオケ中級者くらいになってくると思います。

mid2G#・・・男性の地声の場合hiAからは発声方法が変わる場合が多いので、ココまでのキーが多用するという意味では限界という男性アーティストがポチポチ出てきます。BUMP OF CHICKENやDEEN、EXILE、平井堅あたりはクリアな地声ではだいたいココが最高というように、プロでもこのキーを越えたhiA以上を多用するボーカルは限られてきます。その割に最近は地声hiAを多用するボーカルが全く珍しくないですが・・・。hiA以上の地声はいくら練習してもしっかり安定して出せないという男性が少なくはないという意味でとらえてもらえたらよいかと思います。mid2G#が地声最高音の有名曲は、アジカンのリライト、久保田利伸のLALALA LOVE SONG、チャゲアスのSAY YES、ポルノのアゲハ蝶、松任谷由実の春よ、来いあたりです。ここまでが高い中音域用の発声法となる場合が多いので、このあたりのキーを超連発する楽曲が結構あったりします。スピッツの楓なんかはhiA#が最高ですが、mid2G#の使用頻度が異常に高いです。

hiA・・・ココを地声でしっかり出せるか出せないかがまずカラオケ上級者になれるかどうかの分かれ目になってくると思います。わかりやすい曲で言えばレミオの粉雪の「こ【なーー】ゆきー」の【なーー】の部分です。カラオケでは気付きにくいですが、出切らずにhiAのところがmid2G#までしか出てないという事が起こりやすいです。理由は前述した通りここから高い中音域から高音域の発声になるためです。WANDSの世界が終るまでは、ミスチルのNOT FOUND、GLAYの誘惑、ラルクのHONEY、スピッツの空も飛べるはず、サザンのいとしのエリー、ポルノのアポロ、美空ひばりの川の流れのように、松任谷由実の卒業写真、松たか子の明日、春が来たら、イルカのなごり雪なんかの地声最高音です。ポルノやレミオあたりはこの辺が最高音の楽曲が非常に多いです。

hiA#・・・何故かこのキーを地声最高音とする楽曲は少ないです。ミスチルの花、サザンのTSUNAMIなどの地声最高音です。

hiB・・・ココも地声では1つのポイントとなるキーだと思います。女性でもこの辺りから高音に強くない人は地声で発声するのがキツくなってくると思われます。スピッツ、ミスチル、レミオあたりでもクリアな地声ではこの辺が限界なようです(ミスチルはhiC以上の楽曲もありますが、Liveではシャウトで誤魔化したり、ちゃんと発声できていないです)。スピッツのロビンソン、ミスチルのTomorrow never knows、ラルクのDriver's High、B'zのLOVE PHANTOM、TUBEのあー夏休み、一青窈のハナミズキなどの地声最高音です。

hiC・・・この辺からまたクリアな地声で発声する場合、発声方法が変わる気がします。500Hzを越えてくるというのも関係してくるのでしょうか?そういう意味ではこれまた高音を得意とする人は目指したいキーですね。このキーを安定させて発声できる男性は少ないと思います。地声で安定して多用するという意味では、GLAYやTUBEあたりもこの辺が限界かと思います。この辺から女性アーティストの楽曲の最高音としても結構使われてきます。松崎しげるの愛のメモリー、GReeeeNの愛唄、ゆずの夏色、QUEENのI Was Born To Love You(瞬音のhiF除く)、松田聖子の赤いスイートピー、レベッカのフレンズ、Whiteberryの夏祭り、大塚愛のさくらんぼ、倖田來未のキューティーハニー、aikoのカブトムシ、いきものがかりのSAKURA、Every Little Thingのfragileなどの地声最高音です。GLAYのHOWEVERは1箇所だけhiDがありますが、hiCが多用されている楽曲です。本人でさえLiveではまともに歌えていませんでしたが・・・。GReeeeNはちょっとクリアな発声という感じではなく聴こえます。

hiC#・・・クリアな地声の発声では高音を得意とするアーティストでも、ココらへんが安定して多用する場合限界という男性アーティストが多いですね。ゆず(岩沢)、ラルク、GReeeeNあたりがそうです。これらのアーティストはhiDの楽曲もありますが発声回数が非常に少ないのでこの辺が限界とみれます。ミスチルの終わりなき旅、ラルクのNew World、B'zのultra soul、hitomiのLOVE 2000、Every Little ThingのTime goes byなどの地声最高音です。













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